無料でできる麻雀ゲームとしてかなり珍しい、7枚の手牌で遊ぶ麻雀ゲーム、ミニ麻雀ゲームの紹介です。通常の4人麻雀ゲームと同じ括りではありますが、ゲームの特徴・戦略が大きく異なってきます。
ミニ麻雀の遊び方や特徴について-ゲームデザイン(GAMEDESIGN)
【ミニ麻雀】は「有限会社ゲームデザイン」が制作している多くのゲームの中の一つです。ミニ麻雀という名前の由来の通り、手牌の数がとてもミニです。通常麻雀は、13枚の手牌で役を作っていくのですが、ミニ麻雀はその約半分の7枚で役を作っていきます。
つまり通常の4人麻雀は4面子1雀頭の構成になるのに対して、ミニ麻雀は2面子1雀頭でゲームを遊ぶことになります。その結果、多くの役が作れなくなったり、特定の役が連発したり、かなり尖った麻雀ゲームとなっています。ここではそんなミニ麻雀の遊び方や特徴についてまとめていこうと思います。
ミニ麻雀の遊び方とルール
では早速、ミニ麻雀の遊び方とルールについて見ていきたいと思います。
ミニ麻雀の操作方法
項目 | 操作 |
---|---|
牌を捨てる | 捨てたい牌(の下)を左クリック(シングルクリック) |
副露(ポン・チー・カン) | 副露可能な場合は、副露可能なコマンドが表示されるのでクリック。キャンセルする場合は、自身の手牌(の下)付近をクリック。 |
立直 | リーチ可能な場合は、リーチコマンドが表示されるのでクリック。キャンセルする場合は、不要な牌(の下)付近をクリック。 |
基本的な操作は上記の通りで、基本的に左クリック(シングルクリック)でサクサクゲームが進行していきます。よくある「難易度」「サウンドON・OFF」「自動ツモ切り」などの詳細設定は一切なく、一度「ゲーム開始」ボタンを選択したら、ゲーム終了まで一直線です。
すべての操作がシングルクリックとなるので、誤クリックには注意が必要です。
ミニ麻雀で採用されているルール
ミニ麻雀では以下の5つのルールが採用されています。麻雀初心者向けに超簡単まとめておきます。
- 東風戦
- アリアリ
- ノーテン親流れ
- 四対子なし
- 二槓で流れ
ルール①-東風戦
ゲームの長さを表したもの。
東風戦は、「東1局」「東2局」「東3局」「東4局」の4局を1試合と定めたものです。東風戦は「東1局」~「南4局」の計8局を1試合と定めた東南戦(半荘)同様にリアル・ゲーム共に幅広く採用されているルールの1つとなります。
ルール②-アリアリ
「喰いタン」「後ヅケ」。この2つのルールを採用することを表すルール。
「喰いタン」は副露したタンヤオのこと。そして、「後ヅケ」は、副露した後や和了牌で初めて役が確定することをさします。「喰いタンあり」「後ヅケあり」共に、ゲームの進行が速くなるルールとなります。
ルール①-ノーテン親流れ
流局時に親がテンパイしていない場合は親が次のプレイヤーに移るルール。
ルール①-四対子なし
ローカル役の四対子は採用無し。通常麻雀は、対子の7つ揃うと成立する2飜の七対子があるのですが、これの4つバージョンですね。7枚麻雀ならではの役ですがミニ麻雀では不採用。
ルール①-二槓で流れ
同局に2つの槓が成立すると、途中流局とするルール。
ミニ麻雀で使用できない役について
ミニ麻雀では、「2面子1雀頭」さらに「萬子無し」のかなり尖ったルールの麻雀となっています。もちろん「2面子1雀頭」「萬子無し」で成立する役しか使用することはできません。
使用することのできる役 | 使用できない役 | ||
---|---|---|---|
立直 | 一発 | 七対子 | 三暗刻 |
タンヤオ | ピンフ | 三色同刻子 | 三色同順 |
一盃口 | 役牌 | 一気通貫 | 二盃口 |
嶺上 | 海底 | 三槓子 | 大四喜 |
ダブリー | トイトイ | 大三元 | 小四喜 |
混老頭 | チャンタ | 国士無双 | 九蓮宝燈 |
ホンイツ | ジュンチャン | 四暗刻 | 四槓子 |
二暗刻 | 小三元 | ||
清一色 | 天和 | ||
地和 | リューイーソー | ||
字一色 | 清老頭 |
四対子は採用されていませんが、何故か二暗刻とかいう7枚麻雀専用役は採用されていますね・・・
ミニ麻雀の特徴について
「手牌7枚」・「萬子無し」という仕様なのでとにかくゲーム進行が速いです。
画像のように「東一局」、1巡目で「西」を打牌しただけなのですが、対面は「ホンイツ」「トイトイ」以上が確定、すでに字一色の可能性も十分ありえます。上家はこの状況ですでに立直しています。(笑)このように、通常ルールの麻雀ではそう見ることのない局面に度々出会います。これがミニ麻雀の面白いところでもあります。
もちろん天和・地和・字一色なんて通常お目にかかることのない役もそれなりに高確率で出現します。
また、通常役としては、ホンイツは当然として出現頻度約1%程度と言われている清一色がバンバン出ますwww。なので、清一色でとにかく高得点を狙って、点数を稼いだらベタおりなんて手も案外有効だったりします。
まとめ-【今すぐ無料でできる!】ミニ麻雀ゲーム-ゲームデザイン(GAMEDESIGN)
今回は、ゲームデザインのミニ麻雀ゲームについてまとめさせていただきました。ゲームは超シンプルで細かい設定もなくシングルクリックでゲームがサクサク進行していくので隙間時間に最適です。また、本来は低確率の役がありえないスピードでバンバン出てくるので、通常麻雀に慣れている方は、かなり驚かれると思います。(笑)
ただゲームがシンプルすぎて細かい設定やルール説明が一切ないので、麻雀初心者には少し敷居は高いかもしれませんが、麻雀の雰囲気を知るための取っ掛かりとしては良いかもしれません。
まだ、ミニ麻雀を遊んだことが無い方は是非一度プレイしてみてくださいね。
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